きざしノート

自分の為の日記用ブログです。

今日6月22日の買い物日記

久々に「街で買い物」をした。
よく行っていたから、地理も迷わないし、気負いがない街。久々にバスだから運転しなくて済むし、そしてひとり。

朝ご飯兼お昼のパンをかじって、結構寝て、バス着いたのは昼過ぎ。19時の最終バスには乗って帰らないと。

早速、真剣にハンティング。

まずはなんとなくよく入ってしまうお店で物色。
気になったシャツは肩幅足りなかったけど、しましますぎない薄グレーと白レースの半袖が着てみたら結構よかった。お買いあげ。
そこから一気に買い物熱があがる。

久々に行きたかった科学っぽい店。
アメリカの不思議な光るコマに夢中になったけど、それは買わずに一緒にゆるーく遊べそうな、持ち運び気軽な凧を買った。うちならベランダでもできるかも。


向かいのお店に、今日買おうと思っていた帽子がいっぱい並んでいて惹かれて入る。そしたら帽子でなく腕時計に出会った。安くてつけやすい。壊れやすくはなさそう。
最近唯一動いてる時計が腕としっくりきてなかったからこれは嬉しい。


なんとなくこの階を帽子やシャツを見ながら少しうろつく。めっちゃかわいい服のお店発見!めっちゃ可愛い線画のイラストの服とか、ゆるっとしてるけどダボっとしてないすっきりめの形で、原色でないけど色のはっきりした、あたし好みの服がいっぱい!
濃紺にピンクの線画のワンピースが素敵だったけど、形が合わず断念しました。
Tシャツも素敵なのあったけど、今日はもうそこに一着は買うつもりなかったしな。試着はせず。

趣味だからって着れるとは限らないのよね。盛り上がったからって買うとも限らないし。
鳥さんのショルダーも可愛かった。そっちはジュゴンショルダーを持ってなかったら買ってたな。

まあ焦らずともそのうち可愛いイラストてしっくりくる服に会えるといいなあ、と思いながら移動。そういうのもさらりと着れる大人な女性になりたい。


階下の妹のお気に入りの店も物色。
ここでぴったりくるカチッと形がきまってる明るめの色の帽子をゲット。
シャツも長く着られそうな身体に合うのを発見。薄い色のと濃い色の2枚買っちゃった。仕事着としても着たいし。どっちとも合わせられそうな魚の模様のタンクトップも一緒にお買いあげ。
潰したらやだし、せっかくなので帽子かぶって出た。あんまり晴れてないけど。

よよよ、一箱古本市が終わってしまうーってことて、ずんだシェイク片手に早足で移動。

人いっぱいでも、街に慣れてるからか困らないね。

会場到着。ここは雨でも出来ていいな。
残り30分弱だったけど、集中して物色。
よよよ、クウネル創刊号発見。クウネルは古本でちょこっとずつ買っている私としてはこれは買いです。
内容も気になるし。だってこないだ社内報におはぎの話書いたよ!
ハッカという文章も気になる!

あと、木の小物いろいろ載ってる本と外箱と装丁が趣味合う季語辞典もお買い上げ。
季語の本欲しかったからこれはちょうど良かった。

その後は、
美術館にいってパリ時代のゴッホの作品見てくるのもありかなあと思っていたけど、あまり時間がないから、無理せずもっと気になっていた、とあるお店へてくてく向かう。

ちょっと一回りしちゃってやっと見つけた、目立たないビルの二階の奥にある、お目当ての店。

まず、JINEやフリーペーパーを物色。
これは趣味がいいな。

多賀城のイベントの紙とか気になるフリーペーパーをついついもらう。そして、羊毛から糸を紡いでいる人の本当に軽いJINEを購入。

やってみたい。やってみよう。うん。

母がそういうちくちく縫ったりこまこま編んだりしない手芸は、手芸好きだけど嫌いだから、その影響かあまり手を付けられないでいたけど、たぶんそういうのの方が私は好きな気がする。

マスターがなんか気さくな素敵な人だったし、コーヒーも席も気になるから、まったりしていくことにした。

奥のカフェスペースで、BOOK Specialなコーヒーを飲む。マスターいわく、レトロな味わいの読書に合うブレンドだそう。

のんびり置いてあった雑誌を眺めながら待つ。

本気のおひとりさまの為の席。素晴らしい。
カフカのソファーが一つ。目線の先は窓だけ。背後も高い棚で安心感。隣に人がきても気にならない距離感。

なんて素敵な席なんだ。

カフカのソファーで雑誌に夢中になっている間にコーヒーがやってきた。

良い匂い!そのままで美味しそうなのでブラックでまず一杯。ポットもついてくるのが嬉しい。

ふわーっと、ちょっと柑橘類ぽい優しい匂いのあっさりでお腹にも優しそうなコーヒー。一杯目は本とか置いて窓を眺めつつゆったりいただく。

今までで一番美味しいと感じたコーヒー。
なんだろう、濃さも味も好みだったってことなのかな。

ほんと日頃のストレスが抜けていくような、浄化されていくようなそんな時間だった。

いやー、うちにもソファー欲しくなっちゃった。いつも襖に寄っかかっているからなあ。
座椅子では生まれない癒し効果だわ、あれは。

そんなこんなで、本当に気持ち良い時間過ごしてた。赤瀬川原平さんの「利休 無言の前衛」を読みつつ。アピタで買ったこの本もしっくりきて。

一時間くらいかなお店にいたのは。
また行きたいって自然と思うお店だった。

そして、最後に寄ろうと思ってた無印へ。
いつも買うあれとこれとあれと、
今日買おうと思ってたインナーと木のカトラリーケースと、
少しでも家も気持ちよく過ごせるようにミニクッションを2つを買う。
あと、お土産がわりに一緒に食べるカレーとプレッツェル。

バスの小腹のお供とすももソーダ。

そして最終バスへ。
走らなくて済んだ。

そんなに疲れはなかったなあ。欲望に忠実に好きなものばっかり見てたからかな。

怖がるし、不安になるけど、それでもひとつずつ選びとって、もっと居心地よくしたいなあ。自分の部屋も。会社で働くことも。

物心着く前から車に揺られて出かけていってまとめて見繕うってのが染み付いてるから、今日みたいな買い方が良いのかもしれない。

日頃の財布のひももっと閉められたらなお良いけど。

そんな買い物日和だった。