きざしノート

自分の為の日記用ブログです。

きざし080.夢というか根っこ

この一年くらい、自分が揺らいでた。
長い目でみると、震災からの4年、
もしくは大学からの8年、かもしれない。

そこに道筋が見えたというか
私の太陽の光が少し差した。


割と小さな頃から
ひとりで生きていければと思っていた。
親からもずっと自活さえすればなんでもいい
みたいなことを言われてた。

私のやることを応援してくれるけれど、
やったことは認めてもらえない環境。
自分で自分を認めることもできずに、
自分に自信が持てずにいた。


マイペースな私でも生きていけそうな、
都会でないとこで、
ものづくりとか、そういうのに真摯に
取り組んでる人の役に立って、
地元のよい人と出会って、
結婚して子ども育てて、
堅実に生きていければ、そうおもった。

就職する直前に震災で若干被災した。
ずっとどこか避難者のような気持ちで、
今できることをしなくちゃ、嫌でも面倒でも
って思って来た。
図らずもだいじな人との突然の別れもあった。


でも、いつの間にか、
これからもふたり仲よく生きていきたい人が
いる。一緒に生きていこうと言っている。

その人に転機は私の転機でもある。

その人と離れるか、
遠くにいたまま繋がっているか、
近くに行って一緒に生きていくか、
いろんな選択肢を考えた。

その人と対等に生きていきたくて。
その人の夢の邪魔をしたくなくて。
自分がほんとはどうしたいのかわからなくて。
子どもっぽい自分を持て余して。

いろんな思いが渦巻いた。
季節一回りするほどではないけど、
もやもや停滞していた。

仕事でも、面倒なこと以上に、
嫌なことが多くて。

でも、ひとつひとつ向き合い始めた。

子どもっぽい自分。困ったさんな自分。
真面目な自分。
いい顔しいの自分。
しつこい自分。ムキになる自分。
グズで慌てんぼうな自分。

考えても、なかなか何も浮かばない、
ときもあったけど、
とりあえず今の仕事がんばって、
毎日家事も適当だったけど、
一日一日ひとり過ごして。

ふっと浮かんだ、先週の金曜日。
春分の前の日。

私の夢とか根っこ。

ずっと「おばあちゃん」みたいに生きたい
って思ってる。
それただ何となくだと思ってたけど、
具体的におばあちゃんみたいに
ってどんな生き方なのってとこ。

私おばあちゃんが
やっぱり理想だな。
具体的に言うと、
歴史を重ねた場所や物が好き。
畑と共にある暮らしが好き。
魚をばしばし捌けるのも好き。
やっぱり米が一番好き。
身近な所でがしがし働いて、
暮らしていけて、
たまにごちそう出せる収入を得たり。

年に一回か何回かだとしても、誰かが来ると
特別でなくても美味しいごはんを用意する。
どんとこいって待ってくれているような。
ちょっとしたおしゃべりができる。
普段は遠く離れてる人と長々と語る。
初めましてのひともいる。

来たらずっと本読んでたっていい。
引きこもってぼんやりしてたっていい。
寝てたっていい。
ふらふら散歩したっていい。
でも時には人手に借りだされる。
手伝う。

実家に帰省するようにまったりできるような。
そんな場をつくりたい。
ゲストハウスかな、喫茶店かな、
ショップかな、支援施設みたいなものかな、
なんか分からないけど。
そういう空間の中にいたい。

いつかそこで、半分まめまめしく、
半分ふらふら、まったり、すやすや
みたいな生き方ができたらな。
その為には仲間も必要だな。
来た人も助けてくれる、助けたくなる
ような感じもあるといいな。

相方さんの作品が似合うような
味のある建物もあってさ、
家族も家族以外の人も、ひとときを
まったり過ごしてもらえるような場を作りたい。

と人生の目標はあって、そこに向かっていきたい。
でも相方さんが私がそこで楽しく生きていく
ときにやっぱり隣にいてほしいから、

今は、まず相方さんと家族になりたい。
もっと強くしなやかに周りの人と関わりたい。
だから相方さんの隣にいく。
身近でガシガシ働ける場所を見つけて、
仲間にいれてもらう。
助け合えるような人間関係も広げる。

written by iHatenaSync